全国語学教育学会奈良支部主催
〱月の研究発表会
日付:〱月㜱日
時刻:15:00—17:00
場所:奈良、夢しるべ風しるべ
http://www.yume-kaze.com/site/access/index.html
表題:日本におけるハロルド・パーマー:歴史が語る教訓
解説:88年前、独創性と専門性でその名を広く知らしめた言語教育学者、ハロルド・E・パーマーが、文部省英語教授顧問として日本へ招聘された。14年間、パーマーは東京で日本の英語教育の改革のために、ひたすらさまざまな英語学習の教材と技術を追い求めた。
1920年から30年代にかけて、日本の英語教育の改善のために尽力したこの偉大な人物の物語を聞いてみませんか。これは成功とも失敗とも言い難い話です。一昔前のこの話を聞いて、日本で英語を教えるということが、何を意味しているのかを再考してみませんか。
語り手:
マクダウル・リー
日本で10年以上にわたり英語教育に携わる傍ら日本語を学ぶ。現在は、日本の国立大学の最高峰である奈良先端科学技術大学院大学で、科学技術論文とプレゼンテーションを指導。テンプル大学のTESOL修士課程でハロルド・E・パーマーの研究とめぐり合い、英語教育史におけるこの偉大な人物のことをもっと探求し、多くの人に伝えたいと考えている。
夜久容子
大阪府立松原高校で英語を教える。テンプル大学でTESOLの修士課程を先般修了。中学時代に従来の英語教授法ではなく、パーマーの英語教授法で学んでいれば、自分の英語力は、今もっと高度なものになっていたと確信する。このプレゼンテーションで、その確信を裏付ける理由を披露したいと考えている。